痛車でゴー!

 

前回作った「CAUL痛車&痛TF」の出来が気に入らなかったのと、痛車を作るのが
妙に楽しかったのでもう少しだけマジメに作り直してみました。とは言っても今までの
模型人生でカーモデルをまともに作った事なんて無かったのでどう作っていいのやら
悪戦苦闘;;;とりあえず色々なサイトを参考に作ってみましたが・・・・・・どうでしょ?



リリカルなのは/フェイト車(1/32 RX−7 アリイ)

画像クリックしてね



選んだのはアリイ(マイクロエース)から発売中の「1/32オーナーズクラブ RX-7」
程よい大きさと低価格が売りのシリーズですがそこはアリイクオリティ、モールドは
適当だわパーツの合いは悪いわバリは多いわクリアパーツに傷があるわなかなか
の難物ですがそこはアリイLOVEで乗り切ろうじゃないか!って言うかカーモデル
なんて初めてでよくわかんないから気にならないや。おらワクワクしてきたぞ!!


今回ネタに選んだのは「リリカルなのは」のフェイトちゃん。深い理由は無いけど
いかにも痛車らしいキャラなのと最近CSで一挙放送を見たのでなんとなく。
ボディはまぁ基本どおりペーパー→サフ→塗装→クリアー塗装です。
車内がよく見えるように中は明るめのブラウンで、痛車らしく助手席に抱き枕を装備(エポパテ製)。

問題のデカールですがこれが大変でかつ面白い所、ネットで使えそうな画像を引っかき集め、
(「作品名&壁紙」とか外国グーグルで探すと結構見つかります。また痛車っぽいステッカーは
ヤフオクで「痛車」で探すと出品されてるステッカー画像とか見つかりやすいですよ)
画像ソフトで加工、事前に取り込んでおいたボディの3面画像に配置していきます。
図柄が出来たら普通紙に試し刷りしてハサミで切って大きさの確認しましょう。
大きさに問題が無ければいざ印刷本番、いつもなら
ミラクルデカールを使うのですが今回は
タトゥーシールを使います。と言っても普通に使うのでは無く一工夫、某所で教えてもらった
タトゥーシールでデカールを作る方法を使ってみました。と、大げさに言ってもやり方は
簡単、タトゥーシールの印刷用紙に反転印刷はせずに普通に印刷したあと印刷面に
アクリルクリアー光沢を何度か圧吹きするだけ(この辺はミラクルデカールと同じ)。
後は裏面をしっとり濡らせばデカールのようにスルッと印刷面が剥がれて貼れます。
ただ張るときにはちょっとコツが居るのでアドバイス、貼る場所には先んずマークセッター
を多めに塗りましょう。デカールと違って滑りが良くないので滑りを良くして位置決めを
し易くする効果と乾燥後しっかりくっつける効果があります。小さなものはホイホイ
貼れるのですが大き目の物はセッターをたっぷり塗った後シールの端を貼りたい位置に合わせ
台紙を少しずらしては平筆で水分(セッター分)を弾くように圧着し、またずらしては圧着を
繰り返すと上手く貼れるようです。後はデカールと同じ様に必ずクリアーでコートして下さい。
このやり方、面積コストはミラクルのほうがずっとお得ですがお手軽さや手に入り安さ
水に濡らすと即貼れる作業スピードの軽快さなんかを考えるとなかなか効果的なので
お試しあれ。

A−ONEの転写シールエレコムのタトゥーシールキット辺りでも作れると思いますよ)

シールを貼った後は光沢クリアーを何度か吹いてしっかり乾燥、乾燥したら2000番の
ペーパーをかけます。カーモデルだとこの時点でデカールの段差がなくなるまで表面を
慣らすみたいですがこの大きさだと相当クリアを圧吹きしないといけなくなるので
目立たない程度になれば十分!どうせ本物の痛車もステッカーの段差は結構ある
んだし!って事で見なかった事にします。最後にコンパウンドで磨いて完成!

素人が素人レベルで作ったとは言えカーモデルの敷居はもっと高くて険しいと思ってたんですが
思ってたよりずっと敷居は低かったです、ちゃんと形にはなりました。本気で作り出したらもっと
大変なんだろうけどキャラモデル感覚で痛車を楽しむならコレ位の気軽さでいいんじゃない?
(ぶっちゃけガンプラ1体作るよりずっと楽でした)
あ、ちなみに画像の右下奥のヤツはこれの前に試しで作ったCAUL痛車フェイトカーっス



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